青森県の山(52)阿闍羅山登頂しました

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登山

石の塔からの帰りでまだ6:30。

このまま帰るのももったいないということで、帰り道にある阿闍羅山にも登って来ました。

阿闍羅山(あじゃらやま):709.1m

かつての山岳仏教の山も今はスキー場

(改訂版 青森県の山(新・分県登山ガイド)より引用)

スタート

ガイド本の通り、おおわに山荘前から6:55スタート。

スキー場のゲレンデ右側にあるスキー神社にお参りしてから先へ進みます。

神社からゲレンデを横切ってリフト乗り場方向へ進みます。

リフトの鉄塔のあたりに、登山用?に草が刈られた道が出来ていました。

数年前にチャレンジした時は、バラ科の植物が多めの藪だったので断念していたのでちょっと感動。

息をはずませながらなかなかの急登を終え、振り返るとなかなかの展望ですね。

上を見ると青森ロイヤルホテルが見えました。

今は名前が変わって青森ワイナリーホテルという名前みたいですね。

二番休み(前平)の看板が見えました。ここまで30分程。

ここから東北自然歩道に合流となります。

東北自然歩道の標柱発見。山頂までは2.7km。

ホテル方向に登って行くと、青森ロイヤルゴルフクラブの駐車場に出ます。

ホテルの前を通って、ゴルフ場の中へ突入。

ホテル名は青森ワイナリーホテルになってますね。

マグロ解体グルメバイキングの看板が気になる。

スタートホールでナイスショットしている方々を横目に山頂を目指します。

しばらくコース脇の道路を歩いていくと標柱が見えてきました。

三番休みの看板。

行者さんたちはここで修業してたんですかね。

私も修行中みたいなもんですが、いまやゴルフ場の片隅というのも少々寂しい感じ。

ゴルフ場の中の東北自然歩道をさらに進みます。

ゴルフボールに注意して歩く東北自然歩道。自然歩道と言っていいのでしょうか?

壊れた鳥居の前を通過して頂上を目指します。

阿闍羅山山頂

登山開始から1時間10分で山頂に到着。

二段構えの鳥居がかつての山岳信仰のなごりなんでしょうか。

阿闍羅山山頂の看板や、石灯籠もありました。

阿闍羅山大権現と書いてある小さな祠に手を合わせます。

祠の左手にはベンチがあり、下界を眺めながら一休み。

山頂にはツインタワーのアンテナ群が。お山の上には電波塔必要ですもんね。

山頂には阿闍羅行者修業のみち案内板がありました。

山頂からゴンドラ沿いに下りる経路がテープで隠される???

ガイド本通りゲレンデを下りようかと思ってるんですが不穏な気配。。。

山頂の鳥居から振り返ると、ゴンドラの下り場があります。

この脇を通って、ゲレンデを下りて行きます。

見渡す限りすすきの藪ですね。

雲谷峠の悪夢を思い出しますが、今回はレインパンツ、アームガード、手袋に加えてGPSも持ってるから何とかなるでしょ!と強気に藪こぎ開始。

すすきの藪は手のひらで押しのけ、靴裏で踏みながら進めるのでそれほど苦になりませんが、進むのには時間がかかります。

30分程すすきをかき分けて下りていくと、植林地らしき感じの場所に出ました。

この機械はいったいなんなんでしょうか?

なんとかすすきの藪を脱出し、登山道というか林道らしき道に出ました。

藪の中で見るすすきは嫌ですが、遠目に見る感じはなかなかいいですね。

だいぶ麓まで下りてくると、マウンテンバイクで走る人々と遭遇。

阿闍羅山チャリンコフェスティバルというのが開催されており、レースのコースになっていたようです。

道なりに下って行くと、東北自然歩道と合流しました。

山頂からここまで1時間10分。

素直にゴルフ場の中を戻って、東北自然歩道を下りてきたらもっと速かったろうに。。。

麓にはラグビー場や野球場、キャンプ場など広大な敷地を生かした施設がたくさん集まっていました。

パークゴルフのコースにまで熊が出現するのか!

でもこんな舗装路で熊鈴鳴らして歩くのも、若干迷惑な感じがします。

スタートから約2時間30分かけて、おおわに山荘まで戻って来ました。

休日だからか防災訓練が行われていて、私の車の前で消火訓練が行われています。。。

ここ停めちゃいけなかったのか?と思いながら消防の方に声をかけ、若干気まずい感じで帰路につきました。

感想

一日に2座連続で行ってきましたが、藪こぎで少々疲れました。

ガイド本のルートにこだわって登って来ましたが、登頂できればルートにはそれほどこだわらなくていいかな?という気もしてきました。

しかし、ゴルフ場の中を通る東北自然歩道というのも、何とも微妙な感じがしますね。

ゴルフ場を通らずに山頂に行ける登山道があれば、登山気分も盛り上がる感じがするのですが、登山道の整備にも何かと費用が必要だから厳しいのかも。

今回の藪こぎでは、手元にGPSがあるというのが安心感につながりました。

2万円台後半でこの安心感が手に入るのは、なかなかお得感ありですよ。

おまけ

大鰐といえば温泉ということで、温泉街へ向かいました。

歩いていると結構足湯があるんですね。

大湯会館

どうせなら歴史ある大衆浴場ということで、大湯会館へ行ってみました。

券売機で200円の入浴券を購入し、さっそく中へ。

中央に円形の湯船があり、洗い場が周囲を囲む形の浴場でした。

けっこう熱めのお湯ですが、透明でくせのないサッパリしたお湯でした。

200円で温泉に入れるのはお得感ありますね。

大湯会館(大鰐温泉会館)|スポット・体験|【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI
公衆浴場です。温泉観光協会が行う、サマーフェスティバル(丑湯まつり)のときには、温泉祈祷式が行われます。

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