~coast to coast〜 房総半島横断2018 朝焼け・お山・夕焼けを楽しみながら無事完走

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トレイル

~coast to coast〜 房総半島横断2018に出走してきました。

大会前日

深夜バスで新宿入り→朝昼とラーメン食べまくって15:00に安房小湊駅に到着。

駅から7~8分歩いて、小湊小学校体育館へ到着。靴を脱いで体育館の中へ。

受付で参加通知書を渡して、ゼッケンと荷物袋、参加賞とプログラムを受け取ります。

初めてのBuff。どうやって使うのがいいんでしょうね。ゼッケンは裏にICタグが貼り付いた1枚のみでした。

プログラムを見たらエントリー数約850名。

会場では物販があったり、エネ餅の試食があったり。小粒のエネ餅は美味しくて食べやすい。

そういえば当日の荷物預け場所聞いてなかったーとスタッフさんに確認。駅前のセブンイレブン近くの駐車場で預かるとの事でした。

荷物預け場所を確認し、セブンイレブンでビールを買って、スタート会場を見学に。

いやー。いい景色を見ながらビールが飲める幸せwww

下見が終わって、宿泊場所の最寄駅、安房天津駅まで電車1駅移動。

民宿 さいとう

今回のお宿、民宿さいとうに荷物を置いて、しばらく付近を散策。

翌日の装備を整えつつ、翌朝4:00出発だと伝え、夕食時に清算してもらいました。

ボリュームたっぷりの海鮮御膳。ご飯もおひつにいっぱいありましたので、すべてたいらげさせていただきました。

おかずが多いと、その分ご飯も食べてしまう習性。。。目標体重まであと5kg。。。orzごっそさんです。

大会当日

始発の電車で行くと、5:21着とギリギリになってしまうため、会場への道のり5kmを、4:00からてくてく歩いて移動することに。

途中、金谷パックのツアーバスが横を走り抜けていきました。歩行者用トンネルには水族館的な壁画がありました。

4:45頃に会場へ到着。結構寒いけど下はタイツ履いてるから、レインウェアの下は今回は無くても行けそうかなとザックから抜きました。

finetrackの上にブラジル代表3rdユニフォームを着て、アームカバーとグローブ、下はタイツとオレンジの短パン。

バハダⅢにショートゲイター、オレンジのサンバイザーの上にヘッデン、マーティンウイング10を背負って準備完了。

荷物を預けた後、小学校前の仮設トイレに並んでトイレタイム完了。暗い中だとトイレに入るにもライトが必須ですねー。

その後、ちょっとスタートゲートのあたりを散策。

いやー結構寒いなー。でもテンション上がって来ました!

スタートまでまだ時間があるから、セブンイレブンで暖をとるランナー達www

こんな光景なかなか見れないので、これもまたレアですね。

マイクの調子が悪いのか、オープニングセレモニーが何やってるか全然聞こえないまま整列。

さー!テンション上げて行きましょー!

東の空がうっすらと色づき始め、6:03にスタートとなりました。

スタート

序盤はゆるやかな上り調子のロード。25分程走って内浦山県民の森へ突入。

さらに20分程進むとだんだん傾斜がきつくなり歩き始めました。序盤で無理してもダメですからねー。

木々の隙間から朝日が見えてきました。

明るくなってきたのと、体も温まったので、ヘッデンを外して、レインウェアと一緒にザックに収納。

スタートから9km程でトレイルに突入。久しぶりの不整地にテンション上がります。

スタートから1時間20分、約12kmで序盤の上りがひと段落。清澄寺に到着。

ほどなくして第1エイドに到着しました。

第1エイド

フラスクに水を補充し、バナナとチョコをほおばって先へ進みます。

序盤の上りが落ち着いたと思っていたのですが、細かく上って下ってを繰り返す感じに。

このあたりでザックからポールをおろして使い始めました。

木々の切れ間から、遠くの景色がきれいに見えますねー。

時刻は7:40。すっかり日も高くなってきました。

微妙なアップダウンを走りつつ進んで行くと渋滞になってる地点に到着。

20kmの元清澄山のちょっと手前あたりで、下りるのに時間がかかりそうで鎖が張ってありました。

その後も木段を上り下りしながら、尾根を渡って行くので結構時間がかかります。

ちょっと滑りやすい木段の位置を選びつつ足を運んでいくのは、まるで連続青竹踏みの様相www

ピークで立ち止まって知り合いの方?に足つっちゃいましたと話していた上下ジャージの若者を見かけました。

時刻は9:30。24km手前くらいで金山ダムの上を通る橋を渡ります。

おー。水をたたえたダム湖がひっそりとたたずんでますねー。

橋を渡りきったら第2エイドです。

第2エイド

トイレ行きたすぎるけど、まずは食べ物から。

シャリ玉にふりかけをつけて2つ程ほおばり、落花生ケーキをほおばりつつトイレ行列に並びます。

トイレに並んでたら、先ほど足つったといってた上下ジャージの若者が後ろに来たので、お守り代わりに持ってたコムレケアを一袋進呈しました。

ちょっと話をしてみたら、マラソン大会とか出てるわけでもなく、普段30kmくらいは走ってる感じで、いきなり70kmのトレイル参戦したみたい。

すげー!勇気あるなーと思って、制限時間に余裕があるから、またつらないようにゆっくりペースで完走しましょと元気づけてエイドを出ました。

彼は完走できたのかなー。

第2エイドを過ぎると、トンネルをくぐって再びロードコースへ。

かれこれ小一時間もロードのアップダウン走ってますよー。どうせ登るなら山がいいよー。

それでも上ってるだけあって景色はすごくいいですねー。

しばらく上って一息ついたらエイドが見えました。

第3エイド

10:50に第3エイドに到着。

フラスクにスポドリを補充して、パンとバナナをほおばって先へ進みます。

ここからは上り下りが細かなトレイルが続きます。

気持ちよく走れる下りのトレイルもあり、このあたりの区画が一番楽しく走れた感じ。

時刻は12:00。トレイルから再びロードに戻り、富津市へ突入。

ロードから再びトレイルへ。上り下りが細かくて結構忙しい感じ。

このあたりから走れる上りもけっこう歩きがちになってきたので、同じくらいのペースで進むランナーさんと、抜きつ抜かれつの追いかけっこな感じ。

再びロードに戻ります。

抜きつ抜かれつの女性ランナーさんや、メッシュポケットに菓子パンとおにぎりが入ってる男性ランナーさん、いつ食べるのかなー、おにぎり美味しそうだなーと思いつつロードを上りました。

第4エイド

12:45に第4エイド到着。カップに冷え冷えのコーラをいただきます。

バームクーヘンとシャリ玉をほおばり…

あったかいお味噌汁でシャリ玉もう一個流し込みます。おいしすぎる!

エイドを楽しんだ後、トイレに並ぶと、抜きつ抜かれつの女性ランナーさんが前に並んでました。

寒いから足つらないかなと思ってたけど、ロードの下りでつっちゃったとのこと。

お守り代わりのコムレケアがもう一袋あるけど使います?と聞いたら、梅干しと塩でなんとかなります!とのこと。女子は強しですね。

13:00からライト点灯チェックをするとのコールが聞こえましたが、ギリギリ12:58通過でライトチェックはスルーして先へ進みました。

第4エイド過ぎてもちょっとこさ上ります。

さっきの女性ランナーさんより先に出たのに、上りで歩いてたらあっという間に置いてきぼりくらいました。やっぱ女子は強しでしたね。

そしてほどなく雨が降り出してきました。寒さも感じてきたので再びレインウェア装着。

その後、ごほうびの下りを楽しんだら再びの上り。

上りきったら岩が切り立った独特の感じの場所に出ました。

進むたびに景色が変わって、すげーとテンション上がりっぱなしで坂を下って行きます。

採石場だったところですかね。この世の果て感たっぷりの見ごたえある景観でした。

採石場を上ってしばらくすると最終エイドに到着しました。

第5エイド

14:30に第5エイド到着。

マウンテンバイクのレースもやってるんでしょうか、コースの上の方からはゾクゾクとマウンテンバイクで走ってくる方々が。

ここにはエネ餅がありました。エネ餅をほおばりコンソメスープをいただきましたが、エネ餅大きすぎたのか寒すぎたのか歯にくっつきすぎorz

あと7kmくらいでゴールですよーと言われ、70km想定だったので、あとちょっとじゃないかーと気が緩むwww

水分摂りすぎなのか、またしてもトイレに並んでから先へ進みました。

さーてここからラスボスの鋸山へ向かいますよー!と気合を入れつつ写真をとったら、右手に持ってたグローブ紛失orz

2分程戻ってグローブ発見し、再び進みます。気が緩んでますねーwww

徐々に岩場が増えてきて、木の根っこも張り出して滑りやすい。

この後は写真撮る余裕なくなるくらいの木段を頑張って上り、細かく下って木段を上るを繰り返していきました。

ゼーハーしながらやっとこさラスボスの鋸山山頂へ到着。おー絶景かなー。

三角点と看板を写真に収めて、あとは下るだけだ―!

と思いきや、再び木段が登場orz

ラスボスは鋸山ではなかったのかー?

そんな心の叫びをあざ笑うかのように、どこまでも続く下りの木段。。。

前方のランナーさんが立ち止まって、うぉー!まだ続くのか―!ちょっと心の整理が必要なんで先行ってください!とのこと。

その横を、もう階段見たくないわ―!と叫びながら私が通り抜けて行きました。

下りの段差は骨で受けると、トレラン雑誌で奥宮さんがレクチャーしてましたが、骨で受けると踵と膝が軋んでヤバくなってきましたよー。

途中から木段が石段に変わって来ました。

スローに階段を下る私を横目に、後から来たランナーさんが追い越して行きます。

石切り場も見ごたえあるなーとゆっくり進んでいると、ゴール会場でのアナウンスが聞こえてきました。もうゴールも間近かな?

展望台から絶景が見えました。写真に収めていると残り4kmでーす!とスタッフさん。

げ!ゴールアナウンス聞こえてたのに、まだ4kmもあるの?ガーンorz

展望台から石段を下ると、残りはロード4km。トンネルをくぐって進んで行くと。

曇り空の中、微かな夕焼けの橙色が見えてますねー。あとちょっと。

まだまだ明るいですが、ゴール付近にはコース両側にろうそくが灯ってました。

あともう一息!

パイロンとろうそくで飾られた花道をゴールゲートに向かって突っ切りました。

ゴール

空は夕暮れというにはまだ微妙に明るい16時過ぎ、10時間10分台で無事ゴールしました。

クリスタルガイザーをいただき、ICチップを回収してもらい、記録証を発行してもらいました。

遠くの空はうっすらと赤く染まり始めていました。

荷物を受け取り、海端で装備をダッフルバッグにつめこみ、寒いなーとお風呂に急ぎました。

感想

トレイルと、ウルトラマラソンの中間くらいのイメージで、ラストはすさまじい数の階段と戦うといったコースでした。

ジムでは上りは練習できるけど、下りは練習できないため、下りの弱さをまたしても痛感。雪が積もると百貨店の階段上り下りとかしないと下り練習ってむずかしいですよね。

出走前に見た参加ランナーさんのブログで、トレイル:林道:ロード=4:3:3くらいの比率と書いてありましたが、今回は崩落があって迂回コースとなったため、もうちょいロード比率が高かったのかなと思います。

しかしながら、朝焼けを見ながらスタートして、木々の中を走り回り、山頂から見る景色を楽しんで、ラストには夕焼けやキャンドルの中を走る、なかなかドラマティックなレースだよなーと、走り終わったあとはニヤニヤしちゃいますね。

朝は寒いなーと思っていましたが、やっぱ氷点下だったのかーwww冷蔵庫くらいですかねーとマイクアナウンスしてたのに。

(参考情報 距離:67.55km 気温:-0.6℃ 高低差:2,377mD+ 2,379mD-)

いやー。走破した軌跡を見ると、房総半島横断したんだなーとしみじみ感じますねー。

おまけ

ゼッケンを見せたら\700→\500に入浴料の割引があるという事で、徒歩4分程の金谷ステーションへ。

スタッフのおばちゃんに、昨年も出てましたよねーと言われましたが、初参戦ですよーwww

中に入ると、お風呂までの廊下が長蛇の列。前の人に聞いてみると、洗い場3つ、浴槽も3人くらいしか入れないとのこと。

結構時間かかりそうだなーと並んでて、脱衣所の前くらいまで来ました。

前の方が脱衣所の扉を開けて確認すると、脱衣所で着替えても洗い場が空くまで待ってる光景がシュールすぎるとのこと。

しばらく自分たちの所で洗い場が空くまで脱衣所の外で待って、着替えてすぐ洗って出る感じにしましょ作戦を決行。

前の方と私は、入ってすぐ洗って、湯船につかるいい感じで行けましたが、後ろの方はまたどんどん入ってきて、洗い場待ちで裸で立ちすくむシュールな感じになってました。

しっかり温まってご飯を食べにGo!

入浴料 \500

金谷ステーション公式WEBサイト
鋸山の麓・千葉県富津市金谷にある、総合観光案内所 金谷ステーション(KANAYA STATION)の公式webサイト。

金谷食堂

お風呂から出て、どこで食べようかと眺めていたら、美味しそうな看板が目に入りました。

さっそく金谷食堂へ。

まずは、なにはなくとも生ビール。

あとは、お腹すいてたんで一番ボリュームがありそうな金谷定食をオーダー。

メインはアジフライや焼き魚などお好みで選んだメニュー+お刺身がついて来る感じでした。

熱々のアジフライをほおばりつつ、生ビールを飲む幸せ。たまりませんね。

新鮮なお刺身も美味しくて、ご飯が足りない感じも。大盛りにしとけばよかったかも。

金谷定食 \1,850

生ビール \650 ごっそさんです。

金谷食堂 (浜金谷/食堂)
★★★☆☆3.48 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

その後

ザ・フィッシュでお土産を購入し、あとはビール飲みながら、ゴールしてくるランナーさんを応援しよう!

という事で、今年11月に発売されたばかりの、金谷のこぎり山ビールを3本購入し、店員さんに1本だけ栓抜きで開けてもらいました。

金谷のこぎり山ビール \540 ごっそさんです。

暗くなったコースに灯るろうそくの間を、ランナーさん達が続々と帰って来ます。

暗くなってからの鋸山とか無限階段とかきつかっただろうにと思いながら、ビール片手にナイスラン!あとちょっと!と声をかけてました。

その後、ビールもなくなり電車の時刻が近づいて来たので、浜金谷駅へ向かい帰路につきました。

~coast to coast〜 房総半島横断2018参加の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

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