第6回スパトレイル[四万to草津]2019(STSK72km)に出走してきました。
大会前日
深夜バスで新宿入り→サウナと朝定食+ビールを堪能し、四万温泉号で中之条駅へ到着。
中之条町のマンホールはこんな感じ。
駅前で昼食をとり、コンビニで色々買い込んだらバスで受付会場へ。
いやー、盛り上がってまいりましたwww
受付会場にはレース当日の雨を見越して、レインジャケット持参の注意喚起が。
今回は信越五岳の必携装備を持って走る前提で、レインウェア上下と長袖、ヘッドランプと手持ちライトまで持って走りますから大丈夫、大丈夫。
必携装備をトレイに並べて検査へ。なぜか携帯トイレ出し忘れて、チェックであたふた。。。
受付でゼッケンや荷物袋をいただき、参加賞のTシャツなどなど受け取りました。
参加賞のTHE NORTH FACEのTシャツは、普段の大会でもらうGlimmerのTシャツとは違って、肌触り抜群!
お米と水、粉飴ジェルと粉飴、粉飴ボトルいただきました。今回も自作の粉飴ジェル持参なので助かります。
受付で手間取った分出遅れましたが、ブリーフィングに途中参加。
天候によっては中止か、コース変更で72km→56kmに短縮の可能性があるとのコメントが。翌朝3時に発表するとのことでした。
ブリーフィングはコントっぽい感じでワイワイと進みましたが、72kmは関門時間を真に受けると完走が危ういので、完走目安にはスライドの時刻を目安にした方が良いとのこと。
スパトレイルはオシャレなトレイルだとか、メッセージボードのテーマは昭和ですとか、おもしろ話が頭に残る構成ですwww
が、序盤の林道で消費しない事、野反湖の後の下りで飛ばしすぎない事、世立八滝は階段1,000段あるぞなど、脳裏に焼き付けました。
ブリーフィングが終わって、出口でおいしいなめこ汁をいただきました。
四万温泉までは無料バスで移動。
伊東園ホテル四万
ホテルに着くころには微妙に雨が降って来ましたが、無料バスが近くまで来てくれたのでそれほど濡れることなく到着。
今回は素泊まりだったので、温泉につかってサッパリして、翌日の装備を整えて、ゆっくりお弁当を食べながらビールを飲んでビールを飲んでビールを飲んでwww早めに就寝しました。
大会当日
当日の朝も無料バスがあるとは思ってなくて、ヘッドライトで照らしながらてくてく歩いていたら、バスのドライバーさんに乗らないんですか?と声かけられました。
無料なら乗って行きますという事で乗車。体力温存できましたwww
重い荷物はササッと預けてしまい、軽くストレッチしてjogしながら装備品の揺れ具合等をチェックしつつ調整。
スタートゲートをパチリ。
朝は雨もなく、寒すぎず涼しい感じで、雨予報の前にゴールして草津温泉でリカバリするいいイメージが浮かびます。
ヒルよけの食塩水をふったり、VAAMの粉末飲んだり、トイレに行ったりしてたら明るくなって整列開始時間になりました。
鏑木さん、松本さんがステージ登場。
ライオンさん筆頭のスイーパーズの紹介や、招待選手のスピーチや、お二人のトークで盛り上げて、カウントダウンで5:00スタートとなりました。
スタート
序盤は四万温泉の方々に見守られながら、温泉街のロードを上がって林道へ突入。
制限時間を考えると序盤の上りはコツコツ走って稼いでおきたいけど、心拍数160bpm超えたら後々微妙という事で歩きを交えつつ進みます。
大画伯の宇宙戦艦が心をくすぐります。この時点ではまだワープしてーとは思ってませんよ!
今回は1時間に1回ジェル補給という感じで、250mlのソフトフラスクに入れた自作粉飴ジェルをチューチューします。
再び舗装路に戻って、走ろうと思えば走れる上りと少々の下りを繰り返します。
給水エイド
到着は6:27。水はあまり減ってないので、トイレ休憩で小休止。
鏑木さんのメッセージボードがありました。
今回の自分の目標は、信越五岳に向けた装備確認と完走と草津温泉!というかぶっつけ本番装備でレースに出ちゃダメですねーwww
大画伯のアンパンマンとカバオ君がエイドのお知らせ。
A1エイド
到着は7:35。11時間完走ペースから5分遅れくらい。まだまだ元気一杯。
あんぱんいただきまーす。
隣で子供のおみやげにあんぱんもらっていいですか?と聞いてるランナーさんが。
一個もらった後で、子供は二人いるんですけどって、ラップかかったやつ2個もらってましたwww
他にもバナナ、オレンジ、塩などは毎エイドありました。
A1エイドを出てしばらく行くとトレイルに入ります。
熊注意看板出てたんで、この辺で熊鈴つけたんですが、あんまりつけてる方いませんでしたね。
しばし下ってロープをつかんでの沢渡り。石の上を行くのでシューズは濡れませんでした。
沢を渡ると結構な上りに突入。あんまり斜度練してないのでゆっくり心拍を見ながら上ります。
大画伯のドラえもんが登場。ガッツリ上るのでタケコプター欲しいかもwww
ゼーハーしながらメッセージボードに癒されつつ、にやりとしてゼーハー。
結構上ってますし歌いませんからwwwカッコーじゃなくてウグイス鳴いてますからwww
野反湖近づいてきましたが、だんだんガスってきました。。。
絶景の予定が野反湖ガスってるーorz
それでもツツジはきれいだし、ガスってるのも幻想的かもなー。
と思いつつ、半周したら結構きれいに見えるじゃないですか!
そしてKTK38kmのスタート前に何とか到着。再びコントのようなステージが繰り広げられてますねー。
A2エイド
エイド到着が9:48。11時間完走ペースから18分遅れ。
舞茸うどん美味しすぎるー!!!汁まで飲みほして、トイレに入りKTKスタート前に出発。
湖畔をしばらく進むと、後ろから元気なKTKトップ集団が駆け抜けていきます。速えー。
やっとこ野反湖一周して振り返ってパチリ。
ここで初めて渋滞っぽい感じ。弁天山の上りに差し掛かります。
弁天山を越えた下りが結構大変で、下りで渋滞になってたみたい。
渋滞が解消されたら走りやすいご褒美の下りに突入。歌いながら上機嫌でガツガツ下って行きます。
上機嫌で下り頑張ってきたら、右足首と右膝がピキピキで若干の痛みが。。。
ブリーフィングで脳裏に焼き付けたはずが、大画伯の楽しすぎるメッセージボードにやられるorz
A3エイド
下りを飛ばしただけあって、11:39と11時間ペースの9分遅れで到着。
膝はヤバいが舞茸汁は美味しくいただきます。
足湯もありましたが、膝まではつかれないのと、けっこう足元ドロドロなのでパスで。
こめかみにキンキン来るような膝痛も楽しめれば完走できますかねー。
このあたりのアップダウンで、前方のKTK参戦の女性ランナーさんが~coast to coast~ 房総半島横断2018のBUFFを持っているのを発見。
やべー自分も持ってますよーと話しかけたら、2分オーバーで関門アウトだったそうで。。。切ないなー。。。
UTMBは色々と無理だけど、私もUTMF出たいから頑張ります!
給水エイド
右膝が悲鳴をあげるをのこらえつつ、給水エイド到着が12:36。
こめかみに響く右膝痛を緩和したく救護を探すも見当たらず。ステキなお姉さんにお水と元気をいただいて先に進みます。
上りは早足で歩いて他のランナーさんより速く進めるけど、下りは痛みでゆるjogペース以下が限界という、まるで新城トレイルを思い出す展開。
痛みのない上りの後の、地獄の下りを前に遠景をパチリ。
ついに到着した世立八滝。
先を行くランナーさんが地獄の行進みたいに、足元を見ながらゆっくり上って行きます。
スペシャルギフトは確かですけど、かなりのドSっぷりですwww
先を行くランナーさんの手汗でヌメヌメの手すりをギッチリ握って、上って下りてでマイナスイオン出まくりの滝壺へ。
その後もアルミの階段梯子やら、右へ左へのヌメヌメの手すりを使いつつ、息も絶え絶えに休まず階段1,000段上り終えました。
本当は何段あるんでしょう。数えてみればよかったか。
それとピークの直前で、緑色のTシャツのメガネかけた小学生?があとちょっとだよーと応援してくれてました。
ここ以外にも2回くらい見かけたけど、どうやって移動しているんでしょうね。スーパー小学生かよ!将来有望株間違いなし!
給水エイド
再び給水エイドがあるも救護は見えず。
ステキなお姉さんにお水と元気をいただいて次のエイドを目指します。
A4エイド
エイド到着は14:10。11時間ペースより遅れる事30分。
口の中の水分をガツンと持っていかれるかりんとうをほおばり、コーラをがぶ飲み。
その後トイレに入った後で、救護の方に右膝のテーピングを依頼。
野反湖ウェーイ!と下りを気持ちよく走りすぎたらやっちまったんですよーと話しつつ、テーピングしていただきました。
はがれないように道中で自前のテーピングで補強しつつ、何とか痛みが軽減される状態になりました。
VAAMの粉末により、体脂肪もエネルギーに変わっている事かと思います。
このあたりからはメッセージボードめぐりで現実逃避。
テーピングで緩和されているものの、痛いものは痛いぞ!レーザーライオン!
鏑木さん、頑張り時なのはわかってるんですが、膝が。。。膝が―。。。orz
A5エイド
そんなこんなで歩きが多くなりエイド到着は15:30。11時間ペースからは50分遅れですよー。
そんな中でもおそばはめちゃうまだし。
浅漬けも煮豆もパワーをくれます。
上りも下りも練習不足を露呈しちゃいました。刺さるメッセージありがとうございます!
11時間過ぎたあたりからどしゃ降りでだだ濡れ。
右膝いたくて走れないので、レインの上を羽織る事に。
ライオン駄洒落はぼやけて見えましぇーんwww
確かこの後だったと思うんですが、ドロドロトレイルで転倒率200%区間が登場。
後ろ詰まってて写真撮りませんでしたが、全員ロープにつかまり滑りながら下りるドロンコロープアドベンチャーが展開されてました。
右膝ぶっ壊れてて踏ん張り聞かないので、どうせならすべり台形式にしていただけると助かりますわーwww
最後のトレイルを上り終えると、感謝感謝のメッセージボードにうるっとします。
最後のロードも歩きがメインでしたが、ゴール近くの応援の声に励まされながら、右足を引きずりつつ駆け抜けました。
ゴール
どしゃ降りでだだ濡れの中、鏑木さんとハイタッチして12時間ちょいでなんとかゴールテープを切りました。
ゴール後は完走証と完走コースター?と温泉まんじゅうを受け取りました。
抽選会を横目に荷物を受け取り、帰りのバスがギリギリじゃないか―と自分にキレ気味で、ササッと着替えて帰路につきました。
温泉まんじゅうお土産には買えなかったけど、美味しくいただきました。ごっそさんです。
感想
6月はいわて銀河100kmをメインに据えてトレーニングしていたのと、STSK72kmのITRAポイントが3ポイントだったという個人的なテンションダウンもありで、山練を入れてませんでした。
山を走ってないという事が主要因で、下りの衝撃に耐えられず右膝が逝ってしまったというのが今回の一番の敗因だったと反省してます。
それでも前半戦は楽しく走れたのと、階段祭り含めた上りは頑張れたし、ドロンコロープアドベンチャーもなかなか経験できない内容だなーとスペシャル感は味わえましたよ。
ちなみに累積標高4,613D+のはずが、自分で計測したGarmin Foreathlete 235jの累積は3,291D+となんでこんなに少ないんでしょうかねーorz
(参考情報 距離:71.79km 気温:15.6℃ 高低差:3,291mD+ 2,684mD-)
装備品に関しては、PEAK20で容量的には十分で、ザック自体の揺れは調整できたのですが、サロモンのソフトフラスクをチェストに装着したらやっぱり揺れまくりorz
口の部分だけ固定しても絞れないと揺れるという事がわかったので、ソフトフラスクじゃなくてハードボトルでどうか試してみようか検討中です。
野反湖ウェーイ!の後で張り切り過ぎなかったら、もしかしたら11時間は切れてたのかもしれないと思うと、再戦の余地ありですかねー。
とはいいつつも、未経験のレースに出たい欲求で、2020年は美ヶ原を選択しそうな予感大ですが、バスの時間を考えて行けなかった草津温泉に再び訪れたいなと思います。
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