東北百名山(11)青森県の山(44)白地山登頂しました

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登山

休日の朝は低山登山。ということで今回は白地山へ行ってきました。

白地山(しろじやま):1034m

十和田湖西岸、高層湿原の山頂

(改訂版 青森県の山(新・分県登山ガイド)より引用)

登山口まで

日の出と共に登るをモットーとしていますので、今回も暗いうちから出発しました。

カーナビに久吉温泉(たけのこの里)をセットして向かい、看板が見えたところで左折しました。

たけのこの里

車2台すれ違えるかどうかの細めの舗装路を進んでたけのこの里へ到着しました。

ここからさらにコテージ、温泉のある方向へ直進します。

コテージや温泉を横目に進むと、舗装路が終わり久吉林道へ突入します。

この時点で4:52。まだ暗い。

石だらけの林道を注意しながら進みます。

普通車だと気をつけないと大き目の石に下回りをやられたり、段差で腹打ちしたりしますのでお気をつけて。

薄暗い中を注意しながら何とか進み、久吉林道終点まで来ました。

林道終点にある程度のスペースがあるので、車を停めて5:30に登山開始しました。

スタート

登山口には鉄パイプとロープが見えました。

登山道は序盤はある程度わかりやすいですが、湿地帯でところどころ足が沈むくらいグチャグチャの場所もあります。

防水のトレッキングシューズとゲイターをつけていたので浸水の難を逃れましたが、ローカットのトレランシューズだったら一巻の終わりでしたね。

40分程進んで行くと、だんだん周囲の草や笹がうるさくなって、登山道がわかりにくくなります。

さらに10分程進むと、ほぼほぼ笹薮で足元だけかろうじて登山道っぽい道に変わりました。

こうなると匍匐前進した方が速いんじゃないかという気も出てきますが、何とか藪こぎしながら前進します。

いろいろやっている間に、進みやすい体勢がわかって来ました。

手のひらをくっつけて腕で三角形を作り、笹薮に突っ込んでかき分けながら中腰で進むのが一番速いのではないかと思います。

笹薮と格闘すること30分。熊よけの鈴も笹薮にロストしてしまいましたが、何とか白地湿原に出ました。

碇ヶ関→白地山までは木道はあるのですが、周囲の草や木が生い茂りすぎて木道が歩きにくいとここの上ない。。。

湿原には入らないでくださいという標柱が随所にありましたが、何度か木道踏み外しそうになりました。恐ろしや。

早朝だからなのか、湿原はガスって幻想的な雰囲気を醸し出しています。

朝日もガスにかすんでますね。こんな広大な湿原に私一人というのもちょっと贅沢な感じがします。

笹薮脱出から8分程で碇ヶ関分岐の標柱へ到着。

ガイド本を見ると、先に展望所へ向かうコースとなっていたため、白地山方面ではなく大川岱方面へ進みます。

碇ヶ関分岐から4分程で、長引分岐の標柱がありました。

長引山まで4.7kmとありますが、時間が押してるのでスルーして先に進みます。

ところで、湿原にはこのきれいな青いつぼみがたくさんあるのですが何の花でしょうかね。

こいつが咲き乱れている時に来たら、なかなかきれいだろうなーと妄想しながら先を急ぎました。

展望所

長引分岐から10分程で展望所へ到着。

晴れていればここから十和田湖が見渡せるらしいのですが…

見渡す限り一面のガス。。。orz。。。

まーしょうがないね!と気を取り直して来た道を10分程で戻り、白地山へ向かいます。

しばらく進むと木道が終わり、登山道っぽい感じに変わります。

白地山山頂

碇ヶ関分岐から9分で山頂到着。

登山開始からは2時間10分。。。笹薮にだいぶ時間が食われた。。。

山頂からの展望も、残念ながらガスってほぼ見えず。

ということでさっさと下山します。

下山し始めて約10分。微妙に晴れ間が見えて来ました。

やはり早朝ではなく、お昼に山頂到着くらいのスケジュールの方が展望は期待できる気もしますね。

木道を碇ヶ関方面へ進み、ここが木道の終点です。

改めて見返しても、ここから進む気がしない。。。

気を強くもちつつ藪こぎを開始。

行きは先が見えませんでしたが、帰りはGPSを確認しながら来た道を戻るのみ。

藪こぎもコツをつかむとスピーディーに行けるようになり、1時間程で下山できました。

車に戻り、久吉林道を進みます。行きは暗くてよく見えませんでしたが、こんな感じの山深い林道でした。

感想

ガスってて展望は楽しめませんでしたが、幻想的な湿原はなかなか素敵な雰囲気でした。

が、あの笹薮と碇ヶ関分岐からの木道の荒れ様はいただけませんね。

東北百名山に入っているだけあって、湿原に出てからは素敵な雰囲気なので残念です。

また、久吉林道もなかなかハードで、またまた車のボディに傷が増えた気がします。

同じコースでリベンジする気はありませんが、再チャレンジするとしたら秋田県側の鉛山峠から登って、明治百年堂で登山バッジを購入したいですね。

おまけ

笹薮こぎでズタボロになった体を癒すには温泉しかない!ということで時間的に押してますが久吉温泉に入って来ました。

久吉温泉(たけのこの里)

入口で入浴料350円を払って早速中へ。

脱衣所は少々せまめで、6~7人でいっぱいという感じでしょうか。

洗い場にはリンスインシャンプー、ボディソープが備え付けであり、洗い場も6箇所ぐらい?

源泉かけ流しの浴槽には、茶褐色のぬるめのお湯が。

藪こぎで疲れた体を沈め、さっぱりした後に急いで帰路につきました。

久吉ダム

行きは暗くてよくわからなかったのですが、国道とたけのこの里の間にはダムがありました。

大量に水をたたえたダムを眺めるのもまたよし。

しかしダムマニアにはなりそうもないですけど。

たけのこの里にはキャンプ場やアスレチック、釣り堀なんかもあるみたいですので、今度は家族で来ようかなと思います。

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