休日の定番となっております低山登山。
午前中は彼岸のお墓参りをして来ましたので、趣向を変えて午後から娘を連れて天皇山へ行ってきました。
天皇山(てんのうざん):56.7m
安徳天皇伝説が残る日本海岸の小さな山
(改訂版 青森県の山(新・分県登山ガイド)より引用)
JR鳴沢駅
ガイド本に書いてある最寄駅、JR鳴沢駅へ行きました。
ここからだと娘の体力では無理なので、とりあえず写真を撮り車で移動します。
広域農道のメロンロードを通って進みます。
左側に天皇山高山稲荷神社の標柱が見えました。
左折して未舗装の道路を進みます。
途中で二股の分岐があり、右側へ進みます。
最初間違って左側に行ったら、人様の田んぼへ入ってしまいました。。。ごめんなさい。。。
赤い鳥居の前に、結構広めのスペースがあり、そこに車を停めました。
スタート
麦わら帽子をかぶった娘と手をつないで赤い鳥居をくぐります。
少し歩くと階段が現れました。
大き目の段差が幼児には厳しいようで、途中から娘を肩車しながら階段を上ります。
15.5kgを肩にのせて階段を上るのは、なかなかハードなトレーニングなようで、すぐ息があがってしまいました。
天皇山山頂
ふもとの鳥居から4分程で頂上の神社に到着しました。
娘と一緒に二拝二拍手一拝してから下山しました。
下りは肩車ではなく自分で下りるということで、ドングリをひろいながら7~8分かけてゆっくり下山しました。
ベンセ湿原
温泉に入って帰ろうかと思っていたのですが、登山というか神社参拝があまりにも物足りなかったためベンセ湿原によることにしました。
道路沿いにベンセ湿原はこちら的な看板がたくさんあるので、それに沿って車で走って行くと駐車場にたどり着きます。
駐車場の脇に案内図の看板が立っています。
順路の矢印にしたがって歩いてみることにしました。
花が咲き乱れるシーズンは6月~7月のようですが、小さな花はそこかしこに咲いてます。
低山用でトレランシューズと半袖短パンで来てしまいましたが、木道は草ぼうぼうでございます。
すねに草があたってこそばゆい感じ。娘も草ぼうぼうはきついらしくここから肩車にシフト。
この花は白地山の湿原で見たあのつぼみと同じもの?
東北自然歩道の看板がありました。
ニッコウキスゲやノハナショウブが咲き乱れる頃にまた来てみたいですね。
ススキが風になびく秋の湿原というのも、これはこれでいい感じですね。
木造の展望台が設置されていて、階段で上がった先に木のベンチがありました。
展望台から眺めた湿原はこんな感じ。
展望台周辺の木が少々うるさい気がするのと、展望台がくもの巣いっぱいなので木道から眺めてる方が気持ちいい。
湿原の中をまっすぐ伸びる木道を見ていたら、娘も木道を歩きたいと言い出しました。
木道を踏み外さないよう見守りながらゆっくり歩いて進みます。
木道周辺にも小さな花は結構咲いています。
こんな花も。
写真にはとれませんでしたがシオカラトンボやアカトンボもたくさん飛んでいます。
木道が終わって再び肩車に戻ります。
自然公園内の花は摘んではいけないんですね。
危うく娘がむしりそうになってましたが、この看板をみながらダメだよ!と言い聞かせました。
再び木道が登場しました。
190mの木道が終わり駐車場方面へ戻ります。
道端には黄色の花も咲いてました。
かやぶき屋根の休憩所がありました。
この美しい自然は みんなのもの 大切にしましょう!
順路から少々外れますが、ベンセ沼も見えました。
少々小高い展望所みたいなのもあります。
こんな感じでいい具合に見渡せる高さでした。
ゆっくり回って1周1.2kmくらいを30分弱で駐車場まで帰って来ました。
感想
天皇山は山というより神社でしたね。
追加で行ったベンセ湿原の方がステキでした。
娘も「初めて来たから写真撮ってー!」と、木道の上で何度も記念撮影会をしてましたしね。
登山道のしっかりした里山系の低山で、最悪肩車で踏破できる低山に限りますが、娘と一緒に行くという選択肢も増えました。
ベンセ湿原は6月・7月くらいの、ニッコウキスゲが咲き乱れる時期に、再度家族でおとずれたいですね。
もしくは東北自然歩道踏破を含めてソロで再戦というのもいいかも。
おまけ
運動した後は温泉だよねということで、しゃこちゃん温泉へ向かいました。
向かっている途中で娘がつかれて眠ってしまい、起こすのもかわいそうな感じがしたので写真だけ撮って入らずに帰りました。
しゃこちゃん温泉も、次回ニッコウキスゲを見に来る時までおあずけです。
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