東北百名山(8) 青森県の山(20) 櫛ヶ峰登頂しました

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登山

まとまった時間を確保してお山に登るのはやはり平日。

ということで、平日にお休みをいただいて櫛ヶ峰に行ってきました。

櫛ヶ峰

南八甲田の主峰。

山中に広がるすばらしい高層湿原

(分県登山ガイド 01 青森県の山 2017年版より引用)

睡蓮沼

睡蓮沼で日の出を見てから登ろうと思ってたんですが、30分程寝坊して5:35に到着orz

日の出には間に合わなかっし、雲が多いけどこれはこれで荘厳な感じ。

猿倉温泉

5:42に猿倉温泉に到着し、早速出発。

南八甲田は山深いので気合を入れて、長袖長ズボンで臨みます。

北八甲田と同じような、いい感じの標柱が立ってますね。

序盤戦は笹や草は少なく、小さ目の石と、湿った土の道を行きます。

登山道も整備されてて、標柱もあって安心感ありますね。

路面はウエットな所が多いので、足の置き場に気をつけて靴を濡らさないよう進みます。

ちょっと開けたところからはいい眺め。湿原の景色が素敵です。

だんだんと笹が多くなってきました。

矢櫃橋までは約1時間で到着。

上流側は岩岩しています。

下流側は日が高くなってきましたが、まだまだ雲が多め。

スタートから5.5km。ゴロゴロの石に気をつけつつ進みます。

ここいら辺までは笹が刈りはらわれてて、地面が笹で覆われてますがそれなりに歩きやすい。

徐々に晴れてきて空は青くていい感じに。

遠目に見える山々で、八甲田連峰に来たなーとテンション上がります。

湿原はいい感じに色づいてますねー。

と、ここまで靴を濡らさないよう気をつけてきたのが、完全に無駄だったぞと言わんばかりの池をジャブジャブと進みます。長靴必須だったかーorz

ジャブジャブを超えると、笹もうるさくなってまいりましたwww

スタートから2時間で乗鞍岳分岐へ到着。今日は櫛ヶ峰以外は眼中にないため寄り道なしです。

笹がうるさめの道を進み、駒ヶ峰分岐を通過。

いい感じの色に染まった湿原が広がってますねー。

木道を歩きながら、いやー今日来て良かったわーとしみじみ。

ここまでは緩い上り下りを繰り返す感じでしたが、ここからが櫛ヶ峰本番。

途中段差が大きい上りには、鎖が垂らしてありました。

ゼーハーと額に汗をかきつつ、頂上を見上げながら頑張って上ります。

櫛ヶ峰(上岳)

時刻は9:00。スタートから3時間20分程で到着しました。

雲がかかってきましたが、遠目に見えるのは陸奥湾ですかね。

岩木山もバッチリ見えてますねー。

八甲田連峰も荘厳な装い。

360°のパノラマビューを独り占めしながら、山頂の岩に座っておにぎりをほおばり一休み。

あとは来た道を帰るだけ。下りは湿原を見渡す感じが素敵すぎて、足元がお留守に。。。危ない危ない。。。

もう少し紅葉が進んだ頃に、北八甲田も登りたいですね。

随所にある標柱を目指しながら、コツコツと下ります。

帰りも湿原の木道は気持ちがいいですね。

行きに見逃した古めの標柱が隠れてました。

頂上は曇ってたのに、下りてくるといい感じに晴れてきた気が。。。

駒ヶ峰の分岐まで戻ってきて、時刻は10:12。

次に来るときは難関の駒ヶ峰にもチャレンジしてみようかな。

乗鞍岳分岐を通過。こっちから乗鞍岳、赤倉岳に行けるのか。次回は激藪にはばまれた赤倉岳リベンジもせねば。

いい感じに乾いて来た靴も再びジャブジャブですわーorz

下りは走れそうな所はゆっくり走りますが、笹で覆われた道は気をつけなければトラップ多め。

小石と濡れた土の感じも、なかなか走りにくい。。。ここまで3コケぐらいでズボンドロドロorz

矢櫃橋に戻ってきました時刻は11:06。

あとは足元に気をつけながら、走れるところをゆるっと走って…

ビチャビチャドロドロに気をつけながら…

残り1.5kmともうすぐと気を抜いたらまた1コケして。。。

どうにかこうにか6時間8分程で戻って来れました。

猿倉温泉入りたかったけど、日帰り入浴は土日祝日のみでした。残念。

感想

南八甲田はヤブヤブしているイメージが強いのですが、標柱が新しくなってたり、笹が刈りはらわれてたりとだいぶ登りやすく整備されている感じがありました。

櫛ヶ峰の本格的な上りの部分以外は、ハイキング感覚でゆるゆる進めるので、足の負担もそこまでではなく翌日も筋肉痛とかなかったです。

以前藪に阻まれて山頂まで行けなかった赤倉岳とか、乗鞍岳、難関の駒ヶ峰も分岐から行けるようなので、来年また行く機会があればチャレンジしてみたいと思います。しっかりした藪装備で臨まないといけませんね。

おまけ

猿倉温泉に振られ、寒水沢温泉に行こうかと移動しましたが、こちらも土日祝日のみとの事で、帰り道の長寿温泉で汗を流して帰りました。

浴場の中央に円形の湯船があって、三方の壁が洗い場という昔ながらのスタイル。

薄い黄緑系のお湯で、お肌ツルツルになって帰りました。

入浴料 \250

長寿温泉 松寿荘 | 一般社団法人黒石観光協会
長寿温泉 松寿荘 所在地 〒036-0414 黒石市下山形字村下97-1 TEL 0172-54-2228 収

前週の岩木山登山で、長年使っていたバハダⅢのアッパーが裂けてお亡くなりになったため、今回はフリューイッド フレックス F.K.T. IIで行ったのですが、ジャブジャブドロドロで少し凹みましたwww

真ん中のグレーの部分が若干やわすぎる感じもあり、ロングレースに耐えられるかは、もう少し試してみないと何とも言えませんね。

コメント

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