気になっていた近代日本「絹の道」ジャーニーラン。
試走会から能登半島地震被災地支援イベントに格上げ?になった様で、深夜バス移動でも間に合いそうなスケジューリングなのでエントリーしちゃいました。
近代日本「絹の道」ジャーニーラン
繊維の女王と評される絹は、その品質の良さから昔(いにしえ)より広く流通していた 中国で紀元前2650年に発祥した養蚕が我が国に伝来したのは、紀元前2~3世紀(弥生時代)とされている。
以来、養蚕の技術も進歩し続け、江戸時代には我が国の主産業の一つまでになった。
そして、当時は養蚕地であった北関東、甲信地方から陸路、水路によって江戸に絹が運ばれていた。
江戸の西に位置する甲州街道最大の宿場町・八王子は、その集積地としても賑わっていたようである。
降って、幕末。 横浜が開港したのを機に、それまでの江戸経由ではなく、八王子から最短で港に通じる浜街道にて絹を運び、海外に輸出することになった。
その街道こそが「日本のシルクロード」なのだ。
1908年に鉄路・横浜線が開通するまで、多くの人の往来があったことは想像に難くない。
八王子市は桑都(そうと)とも呼ばれ、2020年には日本遺産に認定されており、市内に「桑都日本遺産センター八王子博物館」、「絹の道資料館」、「絹の道碑」などが置かれている。
一方、上武地方も世界遺産「富岡製糸場」にみるように養蚕業が発展し、絹の物流は主に利根川などの水運によってなされていた。
が、1883年に絹を運ぶ目的で高崎線が開通してからは鉄路に代わった。
また、八高線も同じ目的で八王子~倉賀野(高崎市)間が1934年に全通している。
近代、絹の流通は鉄路(八高線~横浜線)が主流となったが、その沿線には今も「養蚕改良高山社跡」(藤岡市)、「絹市場跡」(越生町)、「絹甚」(飯能市)など往時を偲ぶ遺構等が残されており、特に八王子市内には「絹の道」が1kmほどそのままの姿で現存している。
私たちは、世界遺産「富岡製糸場」~八高線沿線~日本遺産「桑都・八王子」~「絹の道」(日本のシルクロード)~横浜港をつなぐ道筋を近代日本「絹の道」(全長148km)と呼び、自らの脚でたどることにした。
開催日
2024年3月30日(土)~31日(日)
開催地
群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県
エントリー期間
2024年1月24日 12:10 ~ 2024年3月1日 17:00
制限時間
《1stステージ》3月30日(土)
8:00~8:50 受付、開会式 上州富岡駅前
9:00 第1スタート 上州富岡駅前
22:00 第1ゴール閉鎖 西武線 飯能駅北口前(77km)
《2ndステージ》 3月31日(日)
7:30 集合 飯能駅南口前
8:00 第2スタート 飯能駅南口前
22:00 第2ゴール閉鎖 山下公園(71.3km)
定員
120人
参加料
2,000円
*全額、被災地に義援金として送金させていただきます。
参加賞
なし
詳細
意気込み
当初の試走会をイベント化したからか、エイドなし、荷物預かりなしで、1日ずつ区切ったステージレースの形式なんですね。
初日は深夜バス→新幹線と乗り継いで上州富岡まで移動してスタートし、1stステージ終了後は飯能駅前宿泊でガッツリ飲み食いして寝て、2ndステージ終了後は深夜バスで帰還する1泊4日で行く事にしました。
どんな形式にせよ初開催ってのはワクワクするし、ステージレース形式も初めてなので浜街道GREATラリーの前哨戦みたいな位置付けとしても楽しめそう。
ノーエイドなので補給場所の目ぼしを付けたり、1stステージ終了後に洗濯するかなとか、色々と事前に考えとかなきゃいけない事がありそうですね。
3月末の日中のレースだとそれなりに暖かいのかなとか思いを馳せつつ、色々なレースを楽しみに日々を過ごして行けるのは実に良い!
ご一緒の皆様よろしくお願いします。
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