青森県の山(39)赤倉岳:藪に阻まれ撤退してきました

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登山

石倉岳登頂?後、まだまだ時間はあるぞという事で、せっかく来たから八甲田連峰をどこか登って温泉入って帰ろうという事に。

高田大岳か赤倉岳かと悩みましたが、高田大岳は谷地温泉からは泥んこ道だと書いてあったのと、山の上の方は落葉とのこと。

蔦温泉付近の紅葉の方が見ごたえありそうという事で、今回は赤倉岳にチャレンジしてきました。

赤倉岳(あかくらだけ):1298m

湖沼とブナ林を抱く南八甲田の静かな山

(改訂版 青森県の山(新・分県登山ガイド)より引用)

蔦温泉

8:50に蔦温泉到着。

駐車場に車を停めて、売店の右側から沼めぐりの小路へ進みます。

2分程進むと、餘材庵という建物がありました。

お山の紅葉は落葉でも、このあたりはまだまだ楽しめますね。

ひょうたん沼を左手に進みます。

分岐の標柱があり、左手の菅沼方面に進みます。

菅沼

沼のほとりの紅葉が、水面に映ってきれいに見えますねー。

ザックに入れてきたホットコーヒーをすすりつつしばし見とれます。

菅沼を過ぎて山道に入ります。

ここからは既にかろうじて人が通ったか?という踏み跡があるくらいで、登山道っぽさもあまり感じられなくなって来ました。

ガイド本とeTrex30xの地図を見比べながら、ここっぽいかな?というルートを進みました。

ブナ林の中を1時間程ゆるく登っていくと、右手が断崖になってきています。

eTrex30xで684mピーク付近を差しているあたりまで来ましたが、三角点っぽいのは見つかりません。

さらに1001mピークを目指してジリジリ上りますが、だんだん腰くらいまでの高さの笹薮に入って来ました。

右手の断崖が崩れ落ちきったところからは、遠くの山々が見えました。

ここから先には微妙に藪が薄く見えるところを進んでみましたが、背丈以上の強烈な笹薮になって来ました。

昨年登った白地山の笹薮も凄かったのですが、今回は凶悪すぎて写真撮ろうと思う余裕すらなかった。。。

東北百名山(11)青森県の山(44)白地山登頂しました
休日の朝は低山登山。ということで今回は白地山へ行ってきました。白地山(しろじやま):1034m十和田湖西岸、高層湿原の山頂(改訂版 青森県の山(新・分県登山ガイド)より引用)(function(b,c,f,g,a,d,e){b.Moshim...

1001mピーク付近

ガイド本には展望が良いと書かれていた1001mピーク付近まで来てみたが、右手の断崖方面がかろうじて見晴らしがいいか?ぐらいで、これ以上登れそうにないのではと若干あきらめ加減。

背丈以上の笹薮をちょっと戻ると、腰丈くらいの笹薮になるので、何度か別方向から1001mピーク目指してトライしましたが、凶悪すぎて行くも戻るも難しい状況に。

カメラのレンズカバーもロストするわ、ジョガーパンツの膝は切れるわ、サングラスは何度も落とすわで、若干萎え気味に。

ここまで来るのに出発から2時間20分くらいかかってるのと、ガイド本とeTrex30xで山頂まで同じレベルの藪だと想定すると、日が暮れるまでに帰れなさそう。

という事で、登頂はあきらめて引き返すことにしました。あの凶悪な笹薮写真撮っとくんだった。。。

帰りもブナ林と笹の中を下ります。

行きのルートとは違う沼沿いを行ってみるかと、途中の枯れた沢沿いを下りてみましたが滑る滑る。

危機感が強いと写真撮るの忘れちゃいますね。。。

上り始めてから3時間50分。やっとのこと景色のよい菅沼まで戻ってきましたとさ。

感想

南八甲田恐るべし!って感じで、凶悪な笹薮にコテンパンにされて帰ってきました。

あの状態を山頂までかき分け続けるメンタルがあれば、なんでもできそうなくらい困難な道のりに見えました。

夜明けとともにスタートして、重装備で行けば夕方くらいにはなんとか戻ってこれるのかも。。。そんな度胸は私にはありません。。。

ここはおとなしく蔦の七沼を見つつ、蔦温泉に入って帰ろうと思っていたのですが、まだ時刻は12:45。

せっかく来たんだから病が発動して、南八甲田との更なる戦いが。。。

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